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やっぱ好きだわ、フランス近代。→裏を返せば日本好き。
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    今日もまた、15時のおやつの時間にたっまたまテレビをつけたら、なんとペトルチアーニのピアノが流れているではないか!!!
    なんで?なんで?・・嬉しすぎる!
    しかも画面を見ればフランス絵画? そして、檀れいさん!

    これはこれはいい番組を発見。
    途中からだったけど、思わず録画しながらみちゃいました。

    日本の心の旅スペシャル 東海道五十三次・甦る浮世絵ロード

    ナビゲーターの檀れいさんが、日本の浮世絵がフランス印象派の絵画に与えた影響をたどったり、東海道中五十三次をたどるというもの。(それにしても、檀れい、なんて美しいんだ・・・)
     
    実は、プロフィールとかにも ちろっと書いてるかもですが、

    もともと、ドビュッシーとかラヴェルとかいったフランス近代の音楽は、私の中ではスペシャルな存在。中でもとりわけドビュッシー

    そんなこともあってか、昔から、「印象派」とよばれる絵画や、たとえばドビュッシーが親交のあった「詩人」達、その時代の文化や芸術全般にものすごい興味があり。。時間があれば絵画展にもわりと行ってしまうし。(日記にも書いたかな?昨年6月のモネ展にも。昨年12月までのフィラデルフィア美術館展などは見逃しました・・・残念)


    そして、私がフランス近代に興味を惹かれる理由は、そのものズバリ、この番組の内容なわけなんだけれども。

    この番組では、日本の浮世絵、葛飾北斎歌川広重らの作品が、フランスにいた画家たちに影響を与えた、ということを紹介している。モネやセザンヌやゴッホをとりあげて。
    浮世絵が印象派の画家に影響を与えた、っていうのは有名な話。だけど、「日本」が影響を与えたのって、実は絵画だけではなかったらしい。

    ジャポニズムっていうんだっけ?
    パリの万国博覧会に日本が初めて出展したことキッカケに、フランスはじめ西洋の人々が初めて目にした「日本」にあこがれをいだくようになった現象?ちがうかな?
    そう聞いて覚えているのだけど、くわしい年代とかなんの万博とかはよくわからない。
    うまく言えないので、くわしくはWikipediaでもみるか。ググるかしませう。
    (ちなみにパリの万博は→1867年。ちょいと調べてみました)


    (…おそらくこの先長くなるので読まなくていいです。話がつきないもので。時に「ドビュッシーを印象派で片付けるな!」「もっと音楽史に残した功績の方を重要視してくれ!」とかって言い出します。詳しくないクセに、思い入ればかりありすぎで、めんどくさいヒトに変貌しますので、どうぞスルーしてください。。)



    実は、私は、よく言われる意味での「印象派」が好きなわけじゃぁありません。
    「モネ」といって誰もがすぐイメージする あの色彩が好きかといえば、実はあまり好みではないのです。

    じゃぁ何が好きなのかと言えば、絵画でいえば、(フランス人ではないけど)ゴッホのヴィヴィッドな色彩感とか、モネの作品でいったら、フランス国旗がたくさん旗めいている「サン=ドニ街」とか、雪景色の絵とか。


    音楽もそう。
    印象派の曲?それじゃぁドビュッシーの「月の光」は?と聞かれても、今の私にとっては実は微妙。
    たしかにドビュッシーを好きになるキッカケは「月の光」だったし、ドビュッシーに出会った子どもの頃はその色彩感の虜だったわけなんだけれども。

    ドビュッシーに出会って以来、いろんな曲を弾いていくにしたがって、ドビュッシーの曲の中に日本民謡のようなフレーズをみつけてはなんだかウレシくなり……、そして、ドビュッシーのピアノの奏法や音色を変える面白さにはまり……、ドップリその世界に魅了されてしまった。

    そうしていろいろ弾いたり聴いたりしていると、これまた、あの印象派絵画の中に見たような淡い色彩感の中にヴィヴィッドな音を発見していくのです。そういう意味では私が気になる作曲家はドビュッシー。だから、ドビュッシーが好きってワケ。
    他の作曲家を詳しくしらないだけ? そうかもしれないけれど。


    ・・・って、話がそれてしまったようですが。

    「フランス近代が好き!」「フランス近代が好き!」ってフランスフランス言ってたクセに、実はよくよく考えてみたら、印象派の中に見ていた私の魅了されていた「ヴィヴィッド」な色彩感は、な〜んだ、実は「日本」や「東洋」由来のものだったんじゃないか!! ってことなんです。

    簡単にすべてそうだとは言えませんが、当時の芸術家の方々が鋭い感性で、「異」なるものをうまく取り入れようとした。直接的ではないにしろ、インスピレイションのもとになったり、何かのエッセンスとなっているのかな、と。
    その取り入れられた「異」な感覚こそが私がどうしても惹かれてしまうところだった。


    語彙が少ないし表現力ないのでうまいこと言えないのが辛いトコですが、
    簡単に言うと、

    「フランス」に惚れてるとばっかり思っていたら、実は「フランス」の中に見え隠れする「日本」に恋していた?!

    ってことだったのかも。

    青い鳥みたいね〜。チルチルミチルの青い鳥。

    近すぎて見えない、近すぎて見ようともしてないことって
    日常にもけっこうあるものね。


    というわけで、この「浮世絵ロード」という番組、見事にツボでした。最高!


    ///////
    そういえば、番組の最後にテーマソング(イメージソングだったか?忘れた…)「Michel Petrucciani / Looking Up」ってちゃんと出ていた。(アルバム「Solo Live」から って表記も有)
    それだけでも、ちょっとうれしい私なのでした。
    ペト好きとしては。

    いやー、それにしてもこの番組、BGMも最高だった。ペトルチアーニがけっこう沢山かかってた上に、ドビュッシーラヴェルに……。このラインナップは、フランスの音楽なんだから当然といえば当然かもですが。(できれば、使われていた曲すべての曲名とCD収録情報も知りたいぐらい。けっこう持ってる音源も多かった気もするけれど。)
    ともかく選曲してくれた方、ありがとう! おかげで何から何まで楽しめました。




    ミシェル・ペトルチアーニ / ソロ・ライヴ


    Piano Solo: The Complete Concert in Germany


    ///
    そういえば、檀れいさんの出てる映画「母べえ」も見たい!


    Mina
     
    | mina | 音楽話★★★ | comments(2) | trackbacks(0) | - |
    Comment
    2008/01/28 9:28 PM posted by:
    初めまして。ブログ拝見させていただきました。
    私も、テレビをつけていたら偶然「日本の心の旅スペシャル 東海道五十三次・甦る浮世絵ロード」が放送されていて見ていたのですが、この番組で流れていた音楽がとても綺麗で気になっていました。
    ただタイトルがわからなかったので、もう一度聞きたいと思ってもできずに困っていました。

    この記事で、「Michel Petrucciani / Looking Up」という曲だったと知ることができて、嬉しさのあまり、突然コメントしてしまいました。
    本当に良かったです。感謝しています。
    それでは、お邪魔しました。
    2008/01/29 1:14 AM posted by: Mina
    はじめまして、こんばんは。コメントありがとうございます。。

    ペトルチアーニの音楽、素敵ですよね!
    私も彼のピアノのとりこなのですが、1999年に36歳という若さでお亡くなりになってしまい、生の演奏を聴けなかったことが本当に残念でなりません。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%81%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%8B

    私が言うことでもないかもしれませんが、是非是非聴いてみてください。ほんとうにオススメです。
    ちなみに、番組(日本の心の旅SP)では、「ルッキング・アップ」の他、「Solo Live」はもちろん、それ以外のアルバムからもけっこう沢山使われていたと思いますよ。
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