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果たしてお経は楽譜にできるのか
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    今日は父の日ですね。
    皆さん、お父様に何か贈り物されました?

    そういえば、先日、お父さんからの質問でおもしろいものがありました。
    お経には何やら音程らしきものがあるように感じられるが、
    果たして お経は楽譜にできるのか


    うーん。おもしろい。

    「できる」か「できない」か

    どちらか答えるとしたら、「できる」です。

    でも、音程を12音で表すのは厳しいでしょう。
    (12音=ドレミファソラシド+黒鍵の音の全部で12音。)
    例えば、「ドとレの間くらい」とか「ドの1/4音上くらい」とか。
    なので、一般的な記譜法ではおそらく無理だと思います。
    自分で記譜のルールを決めて書くなら、できる。
    (事実、邦楽の楽譜というのもありますが、
     私たちが普段目にする西洋式の楽譜とは
     全く違った形態なのです。)


    一般的な、西洋式の楽譜の方式にのっとって、
    いくらかルールを自分で決めて楽譜化する・・・それは可能。

    ただ、その楽譜を見ながら
    歌を歌ったりピアノを弾くようにお経が読めるかっていうと
    それは難しいでしょうね。
    だって、普通の楽譜だって、馴染みのない人にとってみたら
    相当に難しく感じるというのですから。

    でも、書き方によってはピアノの楽譜なんかよりも
    もっと単純に、もっとわかりやすく書き表せるかもしれない。


    ちなみに。
    私の実家の父は詩吟をやっているのですが(生徒2人しかいない師範!?)、詩吟の抑揚はお経なんかより書くには難しそうです。
    節(メロディー)はどれも一緒。
    こぶしみたいな抑揚が1曲1曲違う。(おそらく)
    父の詩吟の本を子どもの頃に開いたことがありますが、
    漢詩だか何だかが書かれている横に、うねうねと、
    まるでイタズラ書きみたいなメモがしてあった記憶があります。
    あれも一種の楽譜みたいなもので、何か法則性があったのでしょうか。



    余談ですが、坊さんつながりということで(?)。
    10年くらい前だったか、学生の頃、
    声明(しょうみょう)をオーケストラに取り入れた曲を
    聴いたことがあります。山本純之介先生の作品。
    お坊さんがオケの前にずらっと座っていて、
    お坊さんの袈裟の色鮮やかさと、
    客席に向かって何かを撒き散らしていたのを
    印象深く覚えています。
    人の声ってなんと魅力的なんだ、とも感じました。
    (演奏会自体はどうしても用があって聴きに行けなかったので、
     授業をとっていた学生達で
     リハにお邪魔させていただいたのでした。らっきーでした。)



    こうやって考えてみると、
    時には「えー、それ楽譜にできるの?」みたいなものを
    採譜して楽譜にしてみるのもおもしろそうですね。

    ただ、20歳から下降の一途を辿っている「へたれ絶対音感」でできるのか、という不安もあるけれど(笑)。
    (絶対音感は絶対ではありません。年とともに衰えます。)
    最近は、もっぱら 相対音感山勘 中心の「だいたい音感」です。。。


    さーて、今日はクロアチア戦!


    Mina

    /////
    追記:
    お経・楽譜つながりでこんな記事を発見しました。どんぴしゃ?
    PingMag−東京発「デザイン&ものづくり」マガジン

    | mina | 音楽話★ | comments(4) | trackbacks(0) | - |
    Comment
    2006/06/19 7:49 AM posted by: 野口
    楽譜の歴史という 初心者向けの コンテンツです。
    http://www.yamaha.co.jp/edu/student/museum/

    関心のある方は どうぞ。
    2006/06/20 12:59 AM posted by: John
    お父さんは、なぜそんなことを思ったんでしょう。
    お父さんとは、お義父さんの方ですか?

    アレンジ屋さんでは、お経も楽譜にしてくれますか?
    2006/06/20 11:49 AM posted by: Mina
    ■野口さん
    ありがとうございます。
    カンシンのある方はどうぞ。

    ■Johnさん
    毎回、法事で、お坊さんと一緒にお経を読むのです。仮名がふってある漢詩みたいな本を見ながら。

    その本が自宅にあるので、楽譜みたいなものがあれば(節がわかれば)、自分ひとりでいる時にも お経が読めるんじゃないか、と思ったそうです。

    2006/06/20 12:24 PM posted by: Mina
    追伸:
    アレンジ屋でお経を採譜・・・
    スケジュール次第ですね。
    でも、おもしろいからその時は予定調整してでも請けてみたい気はするね。

    てゆーか、そんな依頼をする方、いないでしょう(笑)。


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