←prev entry Top next entry→
Thanks a lot
0
    自分の音楽歴なんて書いても自己満足にしかならなくて、人に読んでいただくどころか、ただのナルシストな痛〜い文章になるのがオチ…と常日頃思ってはいるのですが、せっかくの機会なので、今回は最初にお世話になった先生に敬意を表して書いておきたいと思います。。。
    (読みたい方だけ「続きを読む」をクリックしてください)


    最近、故郷の母が私がはじめて通った音楽教室の先生と再会したそうです。
    お元気だったのはもちろん、今でも現役バリバリの音楽家という話。DTM(PCで音楽制作)もやってらっしゃるそうです。なんと現在80代!すごいです。すごすぎます。
    そして、当時もダンディーでしたが今も変わらずスマートでかっこよかった、とのこと。すごいです。


    私の中に「アレンジ」というものがものすごく自然に根付いていたのは、おそらく、この先生(黒沢日出男先生)の影響です。

    ともかく、あの音楽院は理想の空間でした。
    グランドピアノをはじめ、まるで学校の音楽室のように楽器で溢れていて(漫画も)、そして当時のピアノ教室としては異色だったかもしれませんね、DX7が2台とJUNO106が1台、忘れてしまいましたが他にもなにやら音楽機材がありました。
    そして、機材の操作はもちろん、バイオリンだのフルートだのクラリネットだのサックスだのドラムだの、ともかくありとあらゆる楽器ができるマルチプレイヤー。そして、何か思いつくとサラサラと譜面を書き…ともかくスーパーマンのような先生でした。
    私は好きじゃない曲は全く練習しない不マジメな生徒でしたが、レッスン以外に、皆(有志)でアンサンブルしたことや、市の音楽会に出たり、合宿したり、どこかの学校との交流会をしたり、大人の中にポツンとひとり(後にもう1人)投げ込まれ市民オケの手伝いをさせられたり… そういう経験が今となってみればとても貴重だったなぁ…としみじみ思います。

    中でも印象的な出来事は、ピアノのレッスンでスタンダード曲を弾いていた時…。(たしかあれは「Michel」…?)
    すっといなくなったかと思うと、先生はコントラバスを持って登場。
    ピアノに合わせてベースを弾いてくれるのです。
    この時の記憶が私の中ではものすごく大きくて、将来、ウッドベース弾ける人と結婚したい!と思い続けるぐらいの衝撃でした。(叶ってませんが…ん?)
    ハノンだとかは教わった覚えがないですが、ともかく、アンサンブルの楽しさ、音楽の楽しさを知ってしまったのはこの教室によるところが大きかったんだと思います。
    今でも、ああいう空間を持つことが私の夢です。

    高校入学を機会に、高校が遠くなったこともあり「もっといい先生を紹介してあげましょう」と新しい先生を紹介されました。
    それなのに、それまで「クラシック」的ピアノ教育を受けてこなかったからか、はたまた私が部活動にばかりのめりこんでいて新しいレッスン環境に馴染めなかったせいもあってか、破門されたり紆余曲折あって、ピアノを見るのも嫌になりピアノを辞めてしまいます。

    それからは、ただ部活だけに明け暮れる毎日ではありましたが、伴奏を頼まれたり、坂本龍一さんの曲にハマったりしているうちに「ピアノをもう一度やろう」しかも「部活もフルに続けながら音楽で受験しよう」と思いたちレッスンに通うようになりました。高校2年の終わりごろ。
    そこから「クラシックのピアノ学習者の常識」も知らない私が,志望する2つの大学に合格できたのは、部活動に理解がありOGでもあった小沼先生という先生のおかげです。(←厳しかったけど、ほめ上手!でかわいい先生。本当に感謝しています)

    そんなこんなで、高1で自分を全否定されてしまうようなことが一度ならず二度も重なり(破門されたり紆余曲折な部分)、後に大学に入ってから周りとのギャップを感じることもあって、「どうして最初にきちんとピアノを教えてくれる先生とめぐり合えなかったのだろう…」と、何より感謝しなくてはいけないはずの先生に対して、正直、憾みに思ったこともありました。 なんて恩知らず。こんな幸せな音楽体験がある人なんて、そうそういないのに。
    ある時そんなことに気付くまで、相当な時間がかかってしまいました。
    一番大切なことを教えてくれた場所だったのに。
    少しでもそんなことを思っていた、バカな私をどうかお許しください。


    さて、実は私、黒沢先生をはじめ、その後も「作・編曲家な男性のピアノの先生」に不思議と縁があるんです…。青さん(青島広志先生)もしかり。名前も覚えていないけれど、自分が何をしたらいいかがわからない時にただただ話を聞いてくれた、あの先生もしかり。

    だからかもしれないんですが、昔から、好きなピアニスト・プレイヤーは皆、男性。
    そして、作・編曲するピアニストが好き。
    作・編曲家の弾くピアノの、一音一音いい音を出そうとすることよりも和音の響きを味わっちゃうような弾き方や(ガツンとテンション効かせたり)、大きく捉えた弾き方が好きです。
    あぁ、もう、「男のピアニストになりたい」(笑)。←もちろん作・編曲する男のピアニスト。



    …うー。さすがにそれは無理ですが、来世は男で生まれたいと、本気で思っている私です。
    理由がちょっと変ですが。でも、まぁいいじゃないですか。
    そんな夢って皆さんありません?ワタシだけ?

    ところで私、ずっと音楽ばかり選んできていたくせに、「音楽」が好きなんだってことにずっと気付かなかったかなりの大ボケ…。
    就職という問題を突きつけられたところでやっとこ、ですからね。
    あまりに自然にそばにいすぎて気付かなかった…って、
    まるでチルチルミチルです。。


    Mina


    ///
    追記:
    そういえば。同じく黒沢先生のところでピアノを習っていてアンサンブルでも一緒だった少年が、立派に成長されてJ-POPの作曲家として活躍されていることを最近になって知りました。音楽続けてたんだー。なんだかうれしいなー。私のことは覚えてないと思いますが、いつかどこかで、仕事レベルで再会できたら素敵だな。。。
    (先日、茨城の母はマシコくんのお母さんにバッタリ会って声をかけられたらしいです。)

    NTVの「歌スタ!!」という番組に出演されている模様。
    http://www.ntv.co.jp/utasta/

    HPもみつけちゃった。曲の視聴もあるようです。
    http://www.t-a-t.jp/

    amazon






    | mina | - | comments(3) | trackbacks(0) | - |
    Comment
    2013/05/10 7:38 PM posted by: 宇野順之
    初めまして、常陸太田、黒沢日出男の従弟でアルトサックスを吹いてますね今年81歳になる宇野と申します。ネットであなたの事を知りまして失礼と思いましたが書かせていただきました。黒沢は昨年11月に亡くなりました。詳しくはブログで見ていただけたらと思います。失礼をお許しください。
    いろいろとありがとうございました。
    2013/05/12 12:03 PM posted by: 菊池美奈子
    宇野様、コメントありがとうございます。

    11月の黒沢先生の訃報、わたしも驚きました。葬儀の日は伺えなかったもので、家族に代理で行ってもらいました。

    ちょうどそのころ、今年1月にパルティホールでのロビーコンサートのお知らせをしようと思っていた時でしたので、お聴かせできぬままになってしまったことも残念でした。

    黒沢先生には、音楽のいちばん大切なことを授けていただいたと思っています。本当に感謝しています。どこかで見守っていてくれているでしょうか。

    http://blog.arenjiya.com/?eid=1090073

    http://ameblo.jp/arenjiya3/entry-11441942413.html


    失礼だなんてとんでもありません。お知らせくださり、コメントくださり、ありがとうございました。



    > 黒沢は昨年11月に亡くなりました。詳しくはブログで見ていただけたらと思います。


    2013/05/12 12:27 PM posted by: 菊池美奈子
    追伸、ブログ検索させていただきました。
    http://yoriyukiuno-diary.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-2145.html

    このような話・・昔に音楽活動されていた話などは聞いたことがなかったです。こういう体験などから得られたものがわたし達にも血?みたいなものとしてつながってきているのかもしれないですね、そうおもい、たいへん感慨深く読ませていただきました。


    「アルトサックスのしらべ」も購入いただいていたとは!ありがとうございます(わたしの著書ではナイですが。。)
    いつかお会いして聴かせていただけたりなんてしたら素敵だな、と思います


    メールアドレスもいただいていたようで、後ほどそちらにもメッセージお送りさせてください^^

    Minako Kikuchi
    hellodebussy-mina@yahoo.co.jp

    こちらのアドレスからお送りいたします
    name:
    email:
    url:
    comments:
    Trackback
    http://blog.arenjiya.com/trackback/278621