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アナログ
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    JUGEMテーマ:音楽
    最近若いミュージシャンと話をしたのですが、
    アナログの話になり、カセットテープMTR時代から
    音楽を作っている自分のような人間が
    昔はどんな方法でレコーディングをしていたのかを
    興味津々で聞かれました。




    MTRとはマルチトラックレコーダーの略です。

    16歳の頃に小学校時代からの腐れ縁の男と
    ソングライティングチームを組んで、
    作曲活動を開始したのですが、
    その男があることがきっかけで
    4トラックのMTRとリズムマシーンを購入しました。

    それを使ってそれまでに書き溜めた曲をレコーディングして
    17歳の時に人生初の12曲入りオリジナルアルバムを作りました。

    多重録音はダブルカセットのレコーダーでもギターとベースを
    重ねる位のことはできたのですが、
    ドラム、ギター、ベース、キーボードを1トラック毎に録音できる上に
    高音質のMTRに感動したと同時に、多重録音の魅力に完全にはまってしまいました。

    カセットテープのMTRの録音の基本は、

    1、まず1トラックにドラムを入れる
    2、ドラムを聴きながらベースを入れる
    3、ドラムとベースを聞きながらリズムギターを入れる
    4、3つの楽器を4トラックにまとめて録音する。
    5、4トラックに入れた3つの楽器の音を聴きながら
    1トラックにリードギターを入れる
    6、2トラックにキーボードを入れる。
    7、リードギターとキーボードを3トラックにまとめて録音する
    8、1トラックと2トラックにボーカルとボーカルのハモリを入れて完成

    4トラックだと最大で10個の楽器しか入れることができませんが、
    そこに工夫して15個入れる努力をしてサウンドを豊かにしたりして、
    できないことが多い分、工夫しながら音楽を作っていました。
    カセットは破壊録音と言って、デジタルと違い、
    例えばさっき弾いたギターを消してしまうと2度と元に戻せないので、
    一つ一つの作業をその瞬間に正確に判断して、慎重に処理する必要がありました。

    なので、一つの曲が完成するまでに何十何百というテイクを録音して
    完成に至るという作業を繰り返していました。
    今から考えると信じられない作業です。

    今はデジタル時代で、昔できなかったことが簡単にできてしまいます。
    なので自分のようなMTR世代の人間は、
    デジタルレコーディングをしていると、
    こんなに簡単に音楽が作れていいのだろうかと思ってしまう程、
    デジタルは何でもできてしまいます。

    パソコンの操作がわかって、DAWソフトの使用方法がわかれば、
    打ち込みをして誰でも音楽が作れる時代になりましたが、
    アレンジ屋は今でも基本はアナログです。
    打ち込みではなく、手弾きの生演奏が基本です。

    デジタルな音楽は10年経てば飽きて聴けなくなりますが、
    アナログ感のある音楽は50年経っても聴けます。

    今後もアナログにこだわって、
    アレンジ屋は活動していきます。

    デジタルサウンドに飽きた方は是非アレンジ屋にお問い合わせください。
    50年飽きない曲に仕上げます。


    進捗情報

    ブルージーな曲のアレンジが進行中です。
    アコースティックギターと、スライドギターをサウンドの軸にして、
    独特な世界を作っています。



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