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もうひとつの、ドキュメンタリー
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    仕事を早くに片付けて、
    ドキュメンタリー映画を見てきた。
    「もうひとつのヤーチャイカ」

    *〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜
    『もうひとつのヤーチャイカ』2009 年/ DV / 115 分
    監督(撮影・編集・音楽):岡本和樹、出演:覚和歌子・谷川俊太郎・首藤幹夫・丸尾めぐみ

    写真映画『ヤーチャイカ』の制作者4人(監督:覚和歌子・谷川俊太郎、写真:首藤幹夫、音楽:丸尾めぐみ)を巡るドキュメンタリー映画。『ヤーチャイカ』のテーマにある宇宙的な感覚と日常の時間との呼応を、制作者達の日常性の中に見つめた作品。
    *〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜

    そもそも、昼飯を食べながら“徹子の部屋”をぼーっとみていたときにゲストの香川照之さんが紹介していた映画「ヤーチャイカ」が気になったのがキッカケ。気になって気になって、思いたって渋谷へ飛んで行って観たのが昨年の何月だったか。

    写真映画というのもどういうものか気になったし、谷川俊太郎さんが監督の1人として関わっているというのが気になって。


    見終わって、ほかの映画では感じたことのないような心地よさがあって、とても気に入った。最近、あまりに説明的すぎたり、親切すぎたり、商業的すぎたり、演出されすぎた映画などにはどうにもなじめないなぁ・・・と思っていたので、
    スキマがあって、みる人それぞれにイマジネーションが膨らむような静かな映画「ヤーチャイカ」はワタシにはツボでした。


    で。

    その映画のメイキングドキュメンタリー映画が完成し上映されるというので「それは興味ある!」と1人ふらりと観に行ってきました。

    観終えた感想は、

    これはドキュメンタリー?
    谷川俊太郎さんも「自由なドキュメンタリーだから・・・」みたいに言っていたけれど、たしかにフツウのドキュメンタリーという感じではなく。

    では何だろう?・・・「映画」か。

    でも、ただの「映画」ではないから、
    まさに「ドキュメンタリー映画」なのだなぁという感じでした。


    そして、まさに「もうひとつのヤーチャイカ」でした。
    意味は、たぶん観た人にしかわからないでしょうけど。



    あんまり感想とか書く気はないのだけれど
    せっかく感じたことを忘れてしまうのももったいないので
    思い起こしてちょっとだけ書いておきます。
    (これを書いている今日は8月18日)

    もちろん関わった方々の話はどれも興味深かったのだけど、
    もともととても興味があったこともあって
    谷川俊太郎さんのことばは特に興味深く聞いた。
    それを聞けただけでも雷雨の中でかけた甲斐があったと思えた。


    「ヤーチャイカ」の中で谷川さんがいちばん気に入ってると言っていたシーンは、観ていたワタシとしてもとても不思議な感覚でいいなと思えたシーンだったし、観終わった後に感じた、まぎれもなく「男」と「女」なんだけど嫌らしくない感じとか(それが宇宙的感覚ということなのか)、ヒトは(変な偽善的な意味合いじゃない)「愛」でしか癒されないというか・・・んー、なんか違うな、うまく言えないや。

    ともかく、そういう感覚ってあるな、と思ったのだけど、それが、恋愛とかいうものを超えた愛というか、一種、モラルとかそういうものをも超越した愛だったり存在だったりするのかな、と思った次第。
    (←「もうひとつ〜」の中でも語られていたんですけど、「そうだそれだよ!」と思ったのに、なんということばで表されていたのか失念。しかも勝手な解釈なので、ちょっと意味違ってしまっているかも。あしからず)


    あぁぁぁ、なんだかこんなふうにマジメにコトバにすると、なんか嘘っぽいしどんどん意味が違っていってしまう気がしてイヤですね、、、
    ことばにすること自体、なんだか間違ってる気がしちゃう。

    “表現”とか“ものをつくる”とか
    ある種スピリチュアルなものであって、
    その理由なんてあってないようなもので、
    マジメに理由を考えたり語ったりすることは
    なんか違うんじゃないかなぁという気がしていたりする。
    そんなのどーでもいいんだよ。どうでも、ねぇ。

    それなのに、そう思っているクセに
    時にマジメに語ろうとしたりしてしまう。柄にもなく。
    それに気づいて自分に嫌気がさしたりする。

    でも、言葉に置き換えないと書きとめておけないし、
    書き留めておかないと忘れてしまうし。
    それでまた説明しようと試みる、
    そして、また嫌気がさす・・・のスパイラル。
    ・・・ムズカシイなぁ。



    それはそうと、カメラマンの方がああやって(ヤーチャイカで使われている)写真を撮っていたのか・・・というのがちょっとした驚き、感動でした。ドキュメンタリーでもなければそんな姿を覗き見ることなんてできないし、新鮮な驚きでした。。
    ものすごいエナジー。
    演技する人と同じだけ、もしくはそれ以上のパワーで撮っているんですね。
    写真家のヒトってすごいなぁと最近感じたばかりだったのもあるのか、特にその姿が印象に残りました。



    「ヤーチャイカ」も「もうひとつの〜」も、できたらもう一回観てみたい。「ヤーチャイカ」はDVD出ないのかな?
    NHKで放送されたドキュメンタリー番組というのも観てみたかった。たしかサークルの後輩you君が観たって言ってたな。




    余談だけれど、若きドキュメンタリー映画監督の岡本さんが
    ワタシの学生時代の恩師(いまだに音楽のことで悩んだり何かあると相談させていただいたりしている)水野先生のことを知っていて、
    思いがけなく水野先生話ができたのが意外というか、ビックリでした。

    そういえば、CD持っていくと言ったのに持っていけずスミマセンデシタ。
    近々お送りします!




    Mina


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